文珠包久の薙刀直しの脇差しです。
とにかく豪壮刀です。
姿は、他の脇差しと比べ物にならないくらいの覇気が見られます。
握った感じかなりの重量感です。
あまりにも豪壮な脇差しで研師に居合研をお願いします、刃をビンビンに立ててもらいました。
畳表は、もちろん、竹斬れます。
流石薙刀直しで、蛤刃の為どちらかと言うと柔らかいものよりも硬いものの方が適しており竹もスパスパ斬れます。
脇差しで竹を斬るには、熟練者でないと難しいです。
初心者の方は、刀を傷めるため竹斬りは、お薦めしません。
畳表の場合どんなに刃筋が狂っても重ねがあり頑丈なため曲がることも刃を傷める事もありません。
一番目に一緒に写る柄は、試し斬り様に製作した柄です。一緒に購入希望の方は、落札価格にをプラスして下されば御譲りします。
柄代、加工料を考えるとかなり格安です。

刀剣商からは、保存刀剣保証という事で購入しました。今回の出品では、保存刀剣保証は、つきません。
しかし、銘を見て解る方には、保存刀剣合格することは、解ると思います。

研いで頂ければかなり美術刀剣としてかなり楽しめる脇差しです。
刀身は、下記にも書きますが、刃、地金も欠点なし。ひけ、傷は、ありますが、鍛え傷などの深い傷は、ありません。
刃も上から(帽子)下まで健全です。


薙刀直し文珠包久作のもの。
文珠包久は大和鍛冶の流れの刀匠で元禄当時の江戸に大和より移住しており時代も一致しています。東京国立博物館には同じ銘の堀部弥兵衛の六寸五分の直槍が所蔵されています。堀部弥兵衛は四十七士の剣豪堀部安兵衛の義父にあたり槍術を得意とし、武勇に優れた人物でした。刀身のまた歴史上の赤穂義士堀部弥兵衛に思いを馳せることのできる浪漫あるお薦めの薙刀直しです
【銘】文珠包久作 【長さ】41.4㎝ 【反り】3.4㎝ 【目釘穴】1個 【元幅】2.9㎝【元重】0.8㎝【地鉄】小板目良く詰む 【刃文】乱れ刃


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