モダンなシェイプに上質な国産本漆  極上の透き漆高級角大平椀  二客セット ショップ

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大切に時代箱に納められていたものです。----タイトル及び以下文章転載厳禁----#九十九の漆器 では国産本漆が主に使われていたウルシオールの比率の高いものの中で、黒漆が酸化により鉄分が抜けて漆本来の色味が出て、外側のヤケや傷によるダメージが少なく艶が残ってるものを  極上 として出してます。------------------本漆の質、保存状態、木地のくり抜きとデザイン三つとも揃った 貴重な極上の透き漆高級大平椀 二客セットのご紹介となります。以下、谷崎潤一郎 陰翳礼讃から「事実、「闇」を条件に入れなければ、漆器の美しさは考えられないと云っていゝ。....漆器の椀のいいことは、まずその蓋を取って、口に持って行くまでの間、暗い奥深い底の方に、容器の色と殆ど違わない液体が音もなく澱(よど)んでいるのを眺めた瞬間の気持である....それは一種の神秘であり、禅味であるとも云えなくはない。」まさしく陰影礼賛時代を味わえる本漆の大平椀のご紹介になります。外側の黒本漆は磨かれたような鏡面のような質感で自然光をあてると漆黒ではなく、底光りするような緋色が奥から光り、これは中塗りに朱漆を使い上塗りに黒漆を重ねた当時の質の良い本漆の塗物の特徴を表してます。時代は陰影礼賛執筆時よりも遡る明治後半〜大正あたりに高級椀として作られたものでしょうか。形も良くあるタイプの大平椀ですが、木地は薄手でシャープに削られていて下部も面取ではなく、角張った直線的なシェイプでデザインで珍しく現代でもモダンな雰囲気感じられる当時の木地師の技術の高さを伺えます。状態もデッドストック未使用か数回使用の保管品であり、漆剥がれ、ヤケ、外側の傷や曇りもありませんが、蓋裏や椀内に擦れありますので、写真9.10にてご確認下さいませ。これより時代が上がる時代のものにもなると漆が痩せてきてしまい、状態も悪くなり下ると漆の質と木地の刳りの技術がさがってくるので、個人的には現代で使用するのであればこのレベルの漆椀が最高に美しく、日常使用やハレの日用、接待用にベストではないかと思います。ただ今 #メルカリ九十九骨董にて コレクションを断捨離中です。おまとめ買いで更に安くなりますので、お気軽にお声掛け下さいませ。

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